kchan
将来の老後に必要なお金。貯金がない。など、多くの人はお金の不安や悩みがあります。
あるひとたちは、お金が欲しい、お金を増やした、お金を増やす方法、などを探してお金の勉強をしてみたり、投資や運用などを始めます。
ただ、根本的に大事な、お金が何なのかをしっかり理解していない人が多いような気がします。
もっと言えば、お金の定義や、歴史。
生まれた時から、当たり前に存在して、誰からもどんなものか教えてもらわないで使ってきたからです。
ですが、お金のことを知らずにお金の不安やお金を増やしたいと言うのは、難しいと思います。
例えるなら、結婚したいと言っている人が、相手のことを何も知らずに結婚するくらいに難しいと思います。
相手の見た目や、性格、考え方や、将来をどう考えているのかなどを踏まえてお互いを知ってから、結婚する人が多いと思います。
お金も一緒です。表面的なことに捉われずに本質をしっかり知ることがすごく大事だと思います。
そこで、お金の本質について知って欲しいです。
お金の基礎知識
お金の歴史
昔は、お肉と、お魚の交換や、果物、野菜など「物々交換」が主流だったのです。
物々交換だと自分がお肉を食べたいから、誰か魚と交換してくれないかなと探しに行きます。
そこで、お肉を持った人を見つけますが、相手の方は、魚ではなく野菜が食べたいと言うではないですか。
こうなってしまうと、お互いに欲しい物の利害が合わなくて、また探し回らなくてはなりません。
それでは手間がかかって、面倒だと考える人が出てきます。
そこで、仲介役として出てきたのがお金の考え方です。
例えば、お肉なら金貨3枚。お魚なら、金貨2枚。野菜なら、金貨1枚。
そして、金貨や銀貨だと重くて持ち運びに不便ということで、紙幣ができました。
当時の紙幣は金交換権という形で存在しました。
このお札数枚で金と交換ができる。
この時代は、金本位制と言って金が最も重要な価値として存在をしました。
保有している金の量に対してお札を刷っていました。
しかし、その後世界では大きな戦争が2度あり、軍備強化などのために保有している金よりも多い量のお札を刷ってしまい、金との相互関係が取れなくなりました。
結果、金本位制は、崩壊して今の無担保通貨制度ができました。
実は、本当の意味で紙幣の価値が確立した歴史もそんなに長くないです。
お金の本質
ざっくり、お金の歴史を振り返りました。
元々は、物々交換で相手が持っている物と利害があったら交換していたのから、お金の誕生によって交換が簡単になりました。
がしかし、いきなりお金という物が流行るでしょうか？？
今でこそ当たり前に使われていますが、例えば元々欲しい物を交換してました。
しかし、急にお魚と金貨が同じ価値と言われても難しいと思いませんか？？
なぜなら、始まったばかりの頃は、これで本当にお肉とかお魚に変えれるのってなると思います。
では、なぜ成り立ったのか。
答えは、一つでそこに信用があったからです。
1万円札を1万円として、使っていますが元を辿ればただの紙切れです。
ちなみに1万円札の原価は22円ほどです。
そこに、1万円の価値があるのは、世界中の人が1万円札の価値を信用して、日本という国が保障しているからです。
仮にAさんが紙に1万円として持っていても誰も交換をしてくれません。
なぜなら、そこに信用がないからです。
ですが、例えば宗教などで、お布施を信じて1万として買う人がいるでしょう。
また、同じ信者同士なら、それを1万円と交換してくれる人もいるでしょう。
なぜなら、それを信じているから成り立ちます。
だからこそ、信用があるのはすごく大事です。
お金とは、信用で成り立ちます。
だからこそ、お金を増やすということは
信用を積む
ことと同じです。
むしろ、お金は経済危機などで失うことがあります。
でも、信用は経済危機で失うことがありません。
お金を増やしたい人は信用を増やすことに集中することをお勧めします。
未来のお金
お金は信用の証っていうのは、分かっていただけたでしょうか。
信用を積み重ねれば、お金を借りたり、商品が売れたり、仕事で契約が取れたりします。
信用がお金と考えれば、今あるお金の形が変わる可能性は十分にあります。
最近、流行っている仮想通貨も便利だ、使いやすいって思う人が増えれば信用が集まり新しいお金として流通する可能性もあります。
VRが流行ってバーチャル世界でのお金が主流になることも可能性はあります。
お金＝信用です。
VRのバーチャル世界でも信用が得られれば、変わります。
今ある常識も10年前では、考えられなかったですし、今から起きる未来の10年後なんて誰にもわからないですし、何が常識になるかは、本当に分かりません。
そんな中で、お金を増やすことや、お金の不安を取り除くには、ただ一つです。
信用を積み重ねてください。
そうすれば、後からお金が増えていきます。
そして、一番大事なのは、お金も一つの商品だと割り切ってください。
お金は、便利ですが、お金を知る上で大事なのか、そのお金で何がしたいか。
お金にどんな役割をして欲しいかです。
あくまで、お金は価値の交換で使われる物だと考えれば、そのお金で何をするかが大事です。
まとめ
お金＝信用
ということは、分かっていただけたでしょうか。
本来、誰かも分からない人と、取引や交渉、価値の交換をするためにお金は存在していると考えます。
信用があれば、お金を借りたりすることもできますし、事業を起こすときに融資などもしてもらえます。
それは、お金を借りることで自分のやりたいことができるということです。
大事なのは、そのお金をどう使ってどう豊かになっていくかが大事だと思います。
何に価値を感じて、何にお金を使うか。
お金とは、しっかり向き合ってください。
